眼の形成外科とは。

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自由が丘には、「とよ田」という老舗があります。メニューは鳥の砂肝、手羽、モモ肉の素揚げのみ。人気店で予約もあまり取れないお店なのですが、昨夜は通りかかったら本当に偶然入れました。相変わらず安くて、とても美味しかったです。

 

今日は、唯一の定休日の水曜日でしたが朝から大雨の中、群馬県のクリニックに勉強に行ってきました。

早朝はすごい雨で辿り着くのか、、と不安に思いながら向かいました。

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向かった先は新前橋の、かしま眼形成外科クリニックです。少し前から、おおたけ眼科では眼瞼下垂の治療を始めています。

まぶた専門の眼科医院も医師も全国にまだ少なくて、現状は「形成外科」でまぶたのオペはやられる事が多かったりします。中でも腕の良い先生は美容外科クリニックに流れてしまう傾向があります。つまり、まぶたは、日本では現在のところ良い医療を安価で受けれないのが現状だと思います。

でも、眼の機能改善をするのに眼科で検査や治療を行わないで形だけ治すと意外な弊害も出ることがあります。眼科で瞼の治療が本格的に出来るのが1番、いいですね。

でも、反対に言えば、逆さまつ毛を治す時に綺麗な重瞼が出来上がれば嬉しいですよね。

日々勉強する為に、あちこち顔を出しています。

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こちらのクリニックでは朝から減圧術(甲状腺眼症の手術)4件、外反(逆さ睫毛)、眼瞼下垂の手術が違う方法で2件。

盛り沢山のオペ見学でしたが、これだけのオペを午前中でこなしてしまうんです。カルチャーショックでした。大学病院にいても、ここまで眼窩やまぶたの手術を1日にこなしている所はないと思います。

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眼科の形成外科専門の病院は全国にほとんどないのに、最先端の設備とシステムでした。

システムマティックなのに、院内はスタッフも含めて暖かい雰囲気で包まれておりました。皆んなが治療に参加しており、うまくオペが流れている病院特有の感じと言いますか、とにかく素晴らしいクリニックでした。

仕事をしていて、もっともっと、自分のやりたい事が明確になる瞬間って色々ありますが、今日は丸々そんな1日でした。

私の思いは、まぶたの手術をもっと身近なものにしたい。そしてやはり見えるところですから、機能改善とともに「綺麗」に仕上げてあげたい。

眼瞼下垂や逆さまつ毛、眼瞼内反や外反。そういった手術を地域で身近に受けれるところは都内でさえまだ少ないですが、出来うる限りそういった治療を保険診療のうちで、皆さまに提供出来たら、と考えております。

 

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詳細はお尋ねください

(写真を利用する場合があります。)

 

おおたけ眼科 工藤麻里

土用

2020年の土用の丑の日は7月21日です。美味しい鰻が食べたいですね。

「土用」と聞くと「土用丑の日」を思い浮かべる方が多いと思います。そのためか夏のイメージが強いですが、実は土用は年に4回あります。実は中国から伝わった「陰陽五行思想」に基づいています。

陰陽五行思想では、自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていると考えます。

季節もこの5つの要素に当てはめて、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の気と考えられました。あれ、、、?土がないですね。

そう、「土性」とはいろんな性質の入り混じったものです。それだけに働きが激烈で、すべてのものが土性の影響を受けます。

そして、土は季節の変わり目である立春立夏立秋立冬の前18日間(前後する。)に割り当てられました。この時季は土の気が盛んになるとされ、「土旺用事」と呼ばれ、それが「土用」となりました。

季節の変わり目で全ての気が乱れるため、注意して過ごす時期だと言われてもいます。

夏の土用の「丑の日」にうなぎを食べるという習慣は、五行説相克という考えに基づいています。土用に対する干支(五行説では干支ももっかどごんすい、に分けられます。)夏の土用は、未(火)月で、丑(水)が相克する干支となります。相克する干支の頭文字から始まる食べ物や、象徴する色の食べ物が、それぞれの土用に食べると良いものとされています。

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興味深いですよね。鰻の他にも「」から始まる、もしくは黒い食べ物、梅干し、うり、しじみ、なども土用の丑の日に摂ると良いとされています。

季節の変わり目だから体調も崩れやすいし、大きく動いたり新しいことを始めるのをやめた方がいいとも言われています。先人の知恵で、季節の変わり目にはゆっくり静養、養生しようということでしょうね。特に最近、夏至で陽が極まり(昼間が一番長い)陰に変化しています。少しペースダウンして養生しましょう。

otakeganka.hateblo.jp

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おおたけ眼科の往診について

7月が始まってすぐに4日間も代診医師の診察日が続きました。

3月からコロナ対策として代診医師の診察も中止しておりましたので、院長の私が週1日の休みのみで、3か月診療しておりました故何卒ご容赦ください。充電しましたので、また頑張ります。

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今日は往診の再開のお知らせです。

2月から中止しておりました往診を7月から再開いたします。おおたけ眼科では、開院当初から地域医療貢献のため通院が困難な方、老人施設などに往診を行っています。眼科の往診は少ないのでなるべく多くのところに行きたいのですが、診察の合間の往診ですので、時間も限られますし往診で1日がつぶれてしまうわけにはいきません。しかし、出来る限り行ける場所にはお伺いして診察し処方や治療を行っております。

コロナ対策もしっかり見直しての往診再開です。ご利用ください。

往診できる地域はお電話でご確認ください。

また、おおたけ眼科ではオンライン診療を行っております。私が往診できない場合はオンライン診療も可能ですので通院できない場合には、ご検討ください。

もちろん通院可能な方でも、オンライン診療単独でのご利用も可能です。

(雨が降ってるから今日はオンライン診療にしようかな~?というのは、、、できましたら、日を変えてご来院ください。笑)

 

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