最近は眼瞼下垂と同じくらい 逆さまつ毛の相談が多いです。
逆さまつ毛はアジア人では非常に多く、重症な場合は幼少時でも治療をすれべき症例もありますが
成長と共に軽減してくる事もあります。しかし、10歳台で治らない逆さまつ毛はその後も、ほぼ治らないというデータが出ています。
逆さまつ毛の方はそのままにしていると
チクチクしますし不快ですから、アイプチをしたり まつ毛パーマを当てたり、コンタクトをすると楽なのでそれでコンタクト装用時間が異常に長かったりと 何とか誤魔化しながら生活している方が多いのが現実です。
またそういった事が、まぶたの皮膚の状態をさらに悪くしたり、さらには たるみを増強させたりします。
そういう悩みがある場合には、根本的に逆さまつ毛の手術をお勧めいたします。
逆さまつ毛の手術ですが、上まぶたは上まぶたなりの 下まぶたは下まぶたなりの 睫毛の向きを外向きに変える手術の技術やコツがあります!
上下内反
上下内反術後1週間
当然二重を作りますから、目は大きくなり多少の外見が変わる事はさけられません。
(悪くは変わりませんが)
また 目頭の蒙古襞が張ってる方や
目頭が痒くなったり痛くなったりする方には
内側の睫毛の向きを外側に向ける手術を同時に行う事があります。いわゆる目頭切開で、眼形成では、その手術を内眥形成術といいます。
保険適応が可能です。
上 術前と逆さまつ毛、内眥形成術後1週間
軽いものは埋没法で治る場合もありますが再発はしやすく、当院ではもちろん埋没も行えますが 長年逆さまつ毛で悩んでいる場合には、多くは 切開法で行う事が多いです。その方がまつ毛の向きを上に向ける事ができます。
また、術後の腫れは避けられないので あえて今日の症例は術後1週間の写真を載せています。
数ヶ月すると術後の腫れや炎症はおさまり もっと数段自然な状態になります!
また当院では手術の際には 痛みや怖さを最大限和らげる麻酔や鎮静を行います。
さらに、局所麻酔で行えない小児の逆さまつ毛は 院長が毎週勤務しているクリニックにご紹介も可能です。
逆さまつ毛、長年悩んでる方はぜひ、まずは お気軽にご相談ください。
おおたけ眼科まぶたと眼のクリニック