予想していた通り、お子さんの近視が思いのほか進行してしまっている症例がかなり多く来られています。コロナで外に出て遊べず、オンライン授業やZOOMなどのタブレット操作やパソコン作業の増えた証でもあります。家で過ごすとどうしても近見作業が増えますね、大人もそうです。眼精疲労の方が増えています。さらに通年ならば春に行う眼科検診が延期され不適正な眼鏡使用を続けていたというのもあるでしょう。
それにしてもZOOMって画像が粗くて、何となく焦点がぼやけていますね。あれは目には良くないと思います。便利ですが・・・。網膜には常に正常なピントの合った像が結ばれているのが理想です。
夏休みを活用してオルソケラトロジーを検討されているお子さんが一気に増えています。
当院での始めてのオルソの流れとしては
①視力や目のカーブなどの眼の計測
②トライアルレンズでお試し装用&レンズの装用指導(練習)
③お持ち帰りいただき1~2週間のトライ装用
④計測し、契約するかどうかの決定
はい、1,2週間お試しされてもやめる選択肢をとる事もできます。だって本当に良いものか、自分の目に合うものなのか、お子さんがちゃんとレンズを扱えるかなんていうのは、実際に使ってみなくては分からないですからね。
基本的にはすべての検査診察は完全予約制であり、トライアルレンズの在庫状況も影響しますので、もし夏休みにオルソを検討している、またはちょっとお試ししてみたい、などの方は なるべく早めにクリニックまでご連絡をお願いします。目に合ったトライアルレンズの在庫が当院にない場合は、取り寄せをするので2週間以上かかってしまい①の工程に進むのに時間がかかり夏休み中に行えない事が考えられますので、ご注意くださいね。
(でも、当院は土日でもトライアルが可能です。)
それにしても、オルソで裸眼で良く見えて生活がしやすくなっているのを見るのはとても嬉しい事です。うっとうしい眼鏡を使わずに済んで、さらに近視も進行しにくくなるというメリットもあります。
当院では強度近視に適したオルソのレンズも導入しております。オルソがどんなものか、試してみたい方も一度ご相談ください。