非常勤医師が増えます。

f:id:mari1128riri:20240216122821j:image

 

今年は冬が短かったですね。立春も過ぎ、春の気配がします。

 

このところ、春休みの手術希望がとても多いです。

就職前、転職前、進学前に 手術希望の方は是非 お早めにご相談にいらしてください。

 

尚、内反症の手術は下まぶたと上まぶた、また目頭切開法も 保険診療の場合は、同時同日に手術が出来ません。

適応も人それぞれです。詳しくお話ししますのでまずはご来院をお待ちしております。

 

非常勤医師が3月からもう1人増えます。

手先の細かい作業が上手くて、人柄も優しく明るい先生です!

 

HPに近日アップされます。

 

医師   

若林奈緒

【学歴・職歴】

2009年 順天堂大学医学部卒業 

2011年 順天堂医院初期研修医修了 

2011年 日本医科大学付属病院 形成外科 入局 

2013年 筑西市民病院 形成外科医長 

2014年 日本医科大学付属武蔵小杉病院 形成外科 

2015年 日本医科大学大学院入学 

2019年 大学院卒業/日本医科大学付属病院形成外科 非常勤講師 

2019年 東京美容外科 

2020年 オキュロフェイシャルクリニック東京 

【資格】

日本形成外科学会 専門医

学位:日本医科大学 博士(医学)
アラガン社ボツリヌス注射VST認定医
アラガン社ヒアルロン酸VST認定医 

MSCS(Medical Skin Care Specialist )ディプロマ


f:id:mari1128riri:20240216122922j:image

 

 

保険診療と自費診療(審美)の違いについて

眼瞼下垂手術における保険診療と自費診療の違いとは?
 
まぶたの手術では保険診療と自費診療の違いがどこにあるのか、疑問に思う方が多いかと思います。まぶたの下がり方の程度や、訴える症状の違いなどで線引きの基準が施設によって異なるため、ある施設では保険適用と言われたけど別の施設では自費と言われた、など混乱が生じ来院される方も多いです。

 

まぶたの形成手術における当院が考える保険と自費の違いについて

 

そもそも保険が適応にならない手術というのもあります。例えば眼の下の脂肪取りやハムラ法などはそうです。

しかし、眼瞼下垂や睫毛内反症では保険で手術することも自費で手術することも可能なので混乱が生じます。

よくある解釈として「まぶたの手術は保険では見た目は全く考慮されないから、手術は眼科ではなく形成外科(または美容外科)で受けるほうが良い」というものがあります。当院では、これは全く正しくないと考えます。


例えば、眼瞼下垂手術で得られる効果について考えてみると、機能面の改善と整容面の改善の2つに大きく分けられます。


視界の広がりやまぶたの重み、眼精疲労や肩こりの解消など主に眼科的な症状が改善するのは機能改善です。整容面では、疲れた表情の解消やまぶたの高さや二重幅の左右差の解消、二重のラインの好みなどが挙げられますね。

 

保険の目的は「機能の改善」とされますが、では見た目がどんなになってもいいかというと当院ではそうは思っておりません。なるべく自然な仕上がりを意識はしておりますし、なるべく左右は対称を目指してます。
しかし、美的感覚には個々で違いがあり、そのことは患者さんのみならず個々の医師においても違いがあるのが当然だと思います。

 

美容外科の症例写真などを見ても、我々眼形成外科医の立場からみてその美的感覚に疑問を持つことはよくあることです。どちらが悪いということではありません、美的感覚が違うんだと思います。

ただし、開きすぎた目によりドライアイや角膜障害になることもありますし、目尻切開やグラマラスラインにより結膜炎や内反、外反症を起こして当院に来られる方も多いです。整容面どころか、正常な眼の機能面が失われてしまうわけです。

当院は診察で眼表面の診察を欠かさず、また手術にマイクロスコープ(顕微鏡)を用いています。これも美容外科ではほとんどされないことだと思います。我々は眼科医なので眼の機能を失わせたくありません。

 

 

まとめですが、当院が考える保険と自費の違いはどこにあるかをお話します。

1.単純に、患者様の整容面におけるご要望をお受けするかどうか、これが当院の保険と自費の手術の違いです。つまり整容面に対して自分なりのこだわりがあり、それを医師と相談しながら手術を受けたい場合(例えば何ミリくらいの二重を見せたい、とか末広のラインの二重に仕上げてほしいなど)には自費手術の対応が最善です。


2.または、執刀医師の希望です。執刀経験数やお見せする症例写真は目安にはなるかと思います。診察を受けたときに 細かい整容面のこだわりはないけど、この先生に任せたい。

そのような場合、当院は自費で手術を承っております。保険での医師の指名は原則行っておりません。が、当院には手術経験の豊富な医師しかおりませんので眼形成の研修をしているような医師が手術をすることは絶対にありません。

また、当然ですが、自費でもご要望が無理な内容であったり、眼の機能的に悪化してしまうことが考えられたら お断りすることもありますが、出来る限り患者様の要望に沿って手術をします。(ただし、自費の手術でも人間の手には限界はあります。)
また、自費手術の場合には時間がかかります。普通ですと保険眼瞼下垂40分で終わる手術も2時間以上かけてじっくり調整をしたり、術後においても細かい経過観察や、必要であればですが、修正で微調整を行ったりもします。1年間はご納得いただくまで診療も、相談も受けますし、再手術も致します。とにかく時間を使います、また細かいお話ですと、縫合する時間も糸の種類も変えています。


一方、保険の手術では機能面の改善を目指すもので、整容面のご要望は基本、受けられないことになりますが、これは見た目に一切配慮しないということではありません。
当院では機能的な改善が期待できることに加えて、整容面への高い意識を持って日々手術をおこなっています。ただし、長い時間をかけて細かい調整をするかというと、それは不可能です。だいたい1時間程度で丁寧に手術を行いますが、基本的に整容的な面は医師にお任せいただくという事になっております。

 

また保険診療で手術を受ける場合、再手術も承りますが その際には必ず保険診療の料金は発生いたします。審美的な診療の場合は1年間は相談も再手術もコストは基本的にはかかりません。

 

注意事項として、逆さまつ毛の方は上下、または目頭を保険では同時に手術する事ができません。同時に手術したい方はご相談ください。

同時手術のご料金は、逆さまつ毛の方に限定して、特別にご用意しております。こちらは審美的な治療とは異なります。詳しくはご相談にいらしてください。


実際の症例など インスタグラムにも載せています。症例は保険も自費も交じっておりますがお悩みの方はどうぞご参考になさってください。

 

自由が丘 まぶたと眼のクリニック(@otake369mabuta) • Instagram写真と動画

年末の手術予定について

ご来院いただき いつもありがとうございます。

年内、12月25日以降の年末の手術枠は 枠を増やして準備したのですが、

緊急性を要するもの以外は ほぼ埋まってしまいました。

 

中旬頃であればまだ空きがございますのでご検討ください。

 

年末お休み前に手術を希望されている方には大変心苦しいのですが ご理解いただけますようお願い申し上げます。

 

自由が丘まぶたと眼のクリニック

非常勤医師が増えました

当院では質の高い眼形成の手術専門、ということを強く掲げております。

しかし患者数の増加に従い、院長のわたし一人では診られる患者様の数が限られてくるようになってきております。

 

かねがね患者様のご期待に沿えるように洗練された眼形成外科専門医師のみでじっくりと患者さんに向き合い対応したいと思っておりました。

 

そして現在 非常勤医師として 伊藤由香里先生が勤務なさっております。

 

伊藤先生は以前から幾つもの眼科クリニックで

まぶたの専門外来および まぶたの手術をかなり数多く経験されていらっしゃり、眼形成外科医がまだ少ない現在では、あちこちから引っ張りだこのドクターであります。

眼科専門医で、かつ ベテランの眼形成外科医です。

 

手術センスが非常に素晴らしく 人柄もとても優しい先生です。

詳しくは HPの医師紹介ページを作成中ですのでお待ちください。

 

今後も当院を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

自由が丘まぶたと眼のクリニック