1年の眼形成手術件数~今後の展開について考える~

移転開院してからの1年で 霰粒腫などの小手術を除いて

眼形成外科(まぶたの手術)は総合して1095件行いました。

 

医師は、というか 特に開業医師は 患者様のおかげで成り立っております。

いつもご来院有難うございます。

12月はとくに 毎日混雑しておりますことを お詫びとともに感謝申し上げます。診療の際には大変お待たせして申し訳ございません。

 

生まれ育った自由が丘で眼科クリニックを立ち上げ、10年以上眼科医療をやってきました。

そして、去年に移転開業したときに 来てくださる患者様に より良くより快適に、

お力になれたらと思い オプションを多く準備し、診療に当たってきました。

 

そこで分かった事がありました。

もちろん 多くの方に 満足して帰っていただきたい、その思いは今も変わりないのですが

 

眼科といえども 専門がすごく分かれてるのですね。白内障、網膜疾患、近視治療、レーシック 角膜疾患などなど とにかくたくさんあるわけです。そして どの分野も必ず医学は日々進歩しています。全ての分野を最新、最良の状態にアップデートしてゆくのは大変なことです。

 

さまざまな眼疾患の重症例がきた場合には、大きな病院に送れるだけの連携は作れておりますし、この10年往診などもしながら 地域の貢献になればと思ってやってまいりました。

それでも、全ての方を100満足させる事ができないのを実感しております。

 

100人の人に6,7割程度の満足をして帰っていただくよりは 

10人の人に100%向き合って 治療をしたいと思うようになってきました。

 

そのほうが結果患者さんの幸せに繋がり、巡り巡って自分も幸せになるからです。

 

今後は医師人生の残りは 「眼形成外科医」として、その道をまっとうしたいと思っております。そのための努力を今後も惜しまないつもりです。

そのため眼形成専門の診療と研磨に、集中してゆきたいと思っておりますし、まぶたに特化した医療の方をしよう、したいと考えております。

 

そのため 「おおたけ眼科」は多岐にわたる一般眼科診療をこのまま続けますが

 

わたくし、工藤麻里は眼形成外科医として

まぶた、そしてその周りの関連した特化した 眼形成外科医として、それに関した診療に集中していこうと思っており その準備を進めている次第です。

 

また 今後のご報告を できると思います。

 

いつもご来院有難うございます。

 

 

おおたけ眼科まぶたと眼のクリニック  

工藤 麻里