私はいつからオルソケラトロジーに携わっていたかというと、2005年に表参道のオルソ専門のクリニックに就任し数多くのオルソケラトロジーの治療をしていました。その後も市ヶ谷の今はなき眼科クリニックでお手伝いさせていただきました。場所柄なのか、オルソの患者さんが非常に多いクリニックでした。ですので当院では開院当初からオルソケラトロジーを行っております。実際に治療した 数も経験も非常に多いです。
その表参道で、市ヶ谷で、オルソの検査を数多く行っていた検査スタッフが、今は おおたけ眼科で活躍しております。ご縁があるのですね。超ベテランスタッフです。
オルソケラトロジーがこんなにも日常の診療の中に一般的に周知されたのは10年、特にこの5，6年が著しいと思います。できるクリニックも増えたし、価格も、ひと昔前よりはずっと安価に設定しやすくなってきました。
実はコンタクトレンズや眼鏡の度数が変わったりして買い換えることを加味すると、意外と費用対効果は悪くないのがオルソケラトロジーです。もちろんコンタクトレンズや眼鏡に比べると、開始当初は一時的に費用がかかりますし、およそ2、3年に1度のレンズ交換も必要になりますが、5年後までの費用を比べてもコンタクトレンズや、レーシック手術との大きな差はありません。
オルソケラトロジーとは、一般的なコンタクトレンズとは異なり、特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズを寝ている間に装用する事で、睡眠中に角膜の形状が正しく矯正され、日中を裸眼で過ごすことができる近視矯正方法です。
また近年、オルソケラトロジーは子供の近視進行を防ぐ有効な治療法として、各国の大学、研究機関等で積極的に研究・報告が行われ、様々な文献において50％前後の近視抑制効果が報告されております。
特に、角膜のやわらかい子供の時期の方が効果が出やすく、早く始めるほど近視進行を抑制できるという学会発表が続いております。
特大２大メリットです。①裸眼生活②近視進行抑制
もちろん大人の方にもオルソは効きます。親子でオルソ、なんていう患者様も当院では非常に多いです。
一番よくある質問は寝てる間にこすったりしたらどうしますか？というものですが、実際にこすってレンズが目の中で割れてしまったとかいう実例は１例もありませんし、万が一あっても慌てずに次の日に受診にいらしていただければ大丈夫です。
興味はあるけど、イマイチ決心できない・・という方にはトライアル（１～２週間のお試し期間）や装用体験もできます。また、当院にはベテランスタッフがいますので、低学年のお子さんなどでも根気強く装用のご指導ができます。
オルソのレンズにはいろいろな種類がございますが、当院で導入しているレンズは、歴史も長く、安全性も非常に高いものになっています。
また、この度強度近視にも適応できるオルソレンズも導入し、もう何例も処方しております。
オルソケラトロジーに関して質問などございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
